日本最大のマラソン大会「東京マラソン」-エイディでコース上に記録ラインをリアルタイム合成!
2026年3月1日「東京マラソン2026」が開催され、出走者数は史上最多の39,000人を記録しました。今大会は、世界記録および日本記録更新への期待に加え、今秋開催予定の「アジア競技大会」日本代表選考、および2028年ロサンゼルス五輪に向けた「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」の出場権獲得が懸かっており、「記録」に注目が集まる一戦となりました。
この白熱した展開をリアルタイムで伝えるべく、日本テレビのAI技術 「viztrick AiDi(エイディ)」の画像認識機能を活用!世界記録や日本記録のペースをコース上にラインで表示し、トップランナーとの差を一目で比較できる「記録ペースライン」を合成。視覚的にわかりやすくレース展開を表現しました。
PC1台で3地点のリアルタイム処理を実現。
機材とコストの省力化に貢献!
これまでのリアルタイム合成には、カメラのレンズが「どのくらいズームしているか」「どこにピントを合わせているか」といったレンズの動きに連動した詳細な数値データが必要でした。
このデータを取得するためには、中継現場に特殊な専用機材を設置して運用しなければなりませんでした。
そのため、コース上の複数の地点で合成を行おうとすると、設置する機材の費用や、操作するスタッフの人件費が大幅に膨らんでしまうという課題がありました。
これに対し、エイディの画像認識技術は映像そのものを解析してCG合成を行うため、レンズと機材を物理的に接続してデータを取り出す工程が不要です。
この技術的合理化により、PC1台で計3地点の映像を遠隔から一括処理することが可能になり、機材・人員の大幅な省力化を実現しました。
AIによる自動マスク生成で、
ランナーとCGの前後関係をリアルタイムに調整
通常、コース上にCGを表示すると、手前のランナーや車両の上にCGが重なってしまい、映像が見づらくなるという課題がありました。
この問題を解決するため、画像認識によって人物や車両をリアルタイムで検出し、「マスク」処理を利用することにより、記録ラインがランナーや先導バイクの背後を通過するような自然な奥行きを再現。視覚的な違和感を排除し、レースの臨場感を損なわないクリアな映像表現を可能にしました。

日本テレビ「エイディ」では、今後ともAIを活用したソリューションの提供に取り組んでまいります。 以下のボタンよりお気軽にお問い合わせください。